霧島市の14歳が、全国最年少の「ドローン減災士」に
鹿児島県霧島市の中学3年生が、災害の現場でドローンを役立てる民間資格「ドローン減災士」に、全国最年少で認定されました。ニュースの内容と、ドローン減災士がどんな資格かをまとめました。

鹿児島から、うれしいニュースです。霧島市の中学3年生(14歳)が、災害の現場でドローンを役立てるための民間資格「ドローン減災士」に、全国最年少で認定されました。南日本新聞やFNNプライムオンラインが伝えています。
ニュースの内容
南日本新聞(2026年8月6日)とFNNプライムオンライン(2026年10月1日)の報道によると、次のとおりです。
- 霧島市の中学3年生(14歳)が、2026年7月下旬の試験に合格し、「ドローン減災士」に認定された。全国最年少で、中学生では初めて
- 鹿児島県内での認定は7人目、霧島市では初めて
- 試験は、得点率9割を超えての合格だった
- きっかけは、2025年8月の記録的な大雨。自宅が床下浸水し、断水も続くなか、ボランティアや給水車に助けられた経験から、「いつか恩返しを」と資格を目指した
- 認定から約10日後には、熊本の被災地に向かった
- 今後は、ドローン減災士協会の鹿児島支部の要請を受けて活動する
くわしい内容は、記事の最後にある報道へのリンクから読めます。
ドローン減災士とは
ドローン減災士は、一般社団法人ドローン減災士協会が認定する民間資格です。国家資格(一等・二等無人航空機操縦士)とは別のものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始まり | 2021年。全国で約400人が取得(FNNプライムオンラインの報道による) |
| 学ぶ |
学科:ドローンの法令と基礎知識、減災の考え方、災害時のドローンの使い方など。実技:基本操作、飛行パターン、GPSなどが使えないときの操作など |
| コース | 5日間コース(二等無人航空機操縦士の実技試験が免除になる資格と、ドローン減災士をあわせて取る)/2日間コース(国家資格などを持っている人向け。受講料は税込88,000円) |
コースや受講料は、協会のページの内容です(2026年10月10日に確認)。最新の内容は、協会や各スクールに確かめてください。
災害のとき、ドローンは何に役立つのか
協会の鹿児島支部長は、報道の中で次のように説明しています。
- 土砂崩れや浸水で人が入れない場所でも、上空から様子を確かめられ、情報を早く伝えられる
- 夜は、熱を感じ取る機能で、遭難した人の体温を見つけられることがある
災害の現場で、個人が勝手に飛ばすのはやめましょう
ニュースを見て「自分も役に立ちたい」と思った人もいるかもしれません。ただし、災害の現場の上空を、個人の判断で飛ばすのはやめましょう。
- 警察・消防などが災害の対応をしている場所では、国土交通省が「緊急用務空域」を指定することがあります。指定された空域では、許可を受けていても、ドローンは原則として飛ばせません
- 救助のヘリコプターや、関係機関のドローンの邪魔になるおそれがあります
ドローン減災士の活動も、協会の支部の要請を受けて行うものと報じられています。緊急用務空域が出ているかは、国土交通省のページとXで確かめられます。
災害のときにドローンで役に立ちたい人は、まず基本の操作と飛行ルールを身につけ、資格の講習などで正しい関わり方を学ぶところから始めるのがおすすめです。
さいごに
身近な地域から、こうしたニュースが届くのはうれしいことです。ドローンは趣味の空撮だけでなく、人を助ける道具にもなります。ドローン友の会では、これからも初心者が安全に始めるための情報を発信していきます。
参照(2026年10月10日に確認):
この記事は2026年10月10日時点の情報です。